テイクアウト販売とホームページの役割

これまで、コロナ禍の様相は刻一刻と変化してきました。
新型コロナウイルス「これまで起きたこと」時系列で振り返る

2020年2月頃からですから、1年半ものあいだ自粛生活を送っています。
2020年春ごろは「全国で陽性者が600名!」と大騒ぎになり、徹底した緊急事態宣言による自粛が行われ感染拡大が防止されました。
それが2021年の夏である今は全国で15000名の陽性者がでようとも、当初に比べ危機感は薄れているように思います。

自粛も限界か

理由は様々でしょう。

  • 高齢者や医療関係者にワクチンがいきわたったから
  • オリンピックをやってるから
  • コロナのことがだいたいわかってきたのでそれほど怖くなくなったから
  • まわりでかかった人がいないから
  • 県外にでてないから
  • 手洗い・マスクを徹底しているから

ともかく「もういいだろう」という気持ちがあるため、自粛をしなくてもよい理由を探す人が増えたのだと思います。

また2020年春の自粛が徹底しすぎていたため、もうあのようなピリピリした雰囲気は嫌だという心理もあるのかもしれません。(個人的にもあんな雰囲気はもう嫌です)

かたちになり始めたインターネット戦略

動きが早い方は、2020年の春の段階でホームページやSNSにてテイクアウトや通販を開始されました。
補助金がでたこともあり、2020年春~年末にかけてホームページ制作や、ネットショップ制作のご依頼を多くいただきました。
カートシステムを利用したり、メールフォームで注文をとれるようにしたりと対応いたしました。

商工会や自治体でもテイクアウトがしやすくなるようなホームページを作成する動きがあり、2021年夏~末頃には多くのテイクアウトのためのホームページが公開されました。

2021年に入ってからは、コロナでの業態変更に関連したホームページ制作はいただいておりません。2020年のうちに対策をされたという印象です。

テイクアウトでは飲食店は救われない

2020年春の段階で知り合いの飲食店さんたちから、まさに以下のような悲鳴が聞かれました。

コロナ禍における飲食店のテイクアウトやデリバリー礼賛に対する大きな違和感の理由

ユーザーとしては、お店の味が家で味わえるので大変嬉しいのですが、お店としてはテイクアウトは長く続けられる業態ではないのです。

2021年夏現在、全国的な感染爆発やデルタ株の猛威が広がり2020年春より陽性者数は悪化しています。しかしあの時ほど「いまこそテイクアウトを」という機運はありません。
従来通りのレストラン形式の飲食店さんはテイクアウトを続けることに疲弊してしまったのだと思います。(これを機にテイクアウト方式に変更したお店は除きます)

レストラン形式で営業を続けるお店にとっては、感染対策をしっかりとし、感染拡大地域の方をお断りし、安全な店だとアピールして、以前より少なくても地元の方に店内飲食を利用してもらえる方がテイクアウトを勧めるより良いと感じているのではないでしょうか。

そうなってくるとホームページのあり方も変わります。
以上の感染対策を大きく謳い、安心して店内飲食をしてもらえるように情報をしっかり発信すること、常連さんにSNSでしっかり繋がってもらうことが重要となります。

まとめ

このような世界的なコロナ禍を予想することができたとは思えませんが、日ごろからSNSで発信をする、ホームページを作ってまめに更新する、ネットショップに取り組んでみる、など現状に満足されず努力をされていたお店は状況の変化に強かったと感じます。

何かあってからあわてて事にとりくんでも、出来上がったころには時期を逃していることも多いです。
日ごろから新しいチャレンジや、地道な取り組みを続ける重要性を痛感しています。