こちらのYouTube動画で「三月のライオン」などでおなじみの漫画家の羽海野チカ先生が、ソシャゲのイラスト制作についての苦労を語っておられました。(1時間23分頃から)
- 水彩しかやったことなかった
- 水彩で良いとの話だったが、ゲームに実装する都合上膨大なイラストが必要となりアナログデータでは無理となる
- 先輩に聞いたり、YouTube動画を見て勉強した
- デジタルは初めてで大変な苦労をした
- 習得できたソフトではレイヤーが14ほどしか作れなかったのでまた苦労した
- デジタルイラストが上手な人のオベロンのファンアートを見て勉強している
- 勉強できたので、新刊では表紙をデジタルで書いた
羽海野先生ほどのヒットメーカーになってもクリエイターは一生勉強しなければならない世界なんだなあと感じ入りました。
どんなにその分野で長くても有名でも、新しい技術がでてくると、素人同然にゼロからのスタートとなるのです。
私はイラストや漫画を描く業種ではなく、ホームページ制作と広告制作業ですが、毎日「なにこれ?」「いつの間にか変わっちゃった!」「わからない」「始めて聞いた」の連続です。
一生勉強というとかっこよく聞こえますが、かっこつけでもなんでもなく、勉強しないと食べていけないと痛感しています。(と同時に、できない事や不得意なことは、できる人や得意な人に任せる判断の重要性も感じています)
それでも羽海野先生は「ずっと楽しかった」とおっしゃっておられました。
どうしても必要な変化なら「知りたい!」「おもしろい!」「やってみたい!」と感じられる感性を大切にしたいと思います。