今回は素敵なネットショップのご紹介です。
京都の老舗絵の具屋さんによるマニキュア専門店です。
まず戦略的に考えられていると感じるのが『京都生まれの胡粉ネイル通販サイト【胡粉ネイル公式サイト】』というタイトルタグで運営されていること。
敢えてブランド名の「上羽絵惣」は入れていません。
新規顧客さんはブランド名を知らないのでブランド名での集客は厳しいという分析から、検索ワードを「ネイル」「京都」「胡粉ネイル」で絞ってプロモーションしているのだと思います。
SNSでも上記のワードを強く印象付けているように見えました。
ブランディングと同梱物
こちら、ネットショップの使いやすさはもちろんなのですが、ブランディングと同梱物がとにかくすごいんです!!
マニキュアを買ったはずなのに、マニキュアが見えないほどの同梱物。
マニキュア1本の通販にこの量が入ってきます。インパクト大です。
同梱物の全てに共通していることそれは「京都」「和」「ネイル」
まずは定番の挨拶状ですが、素敵な和紙と京都弁が目を引きます。
フォントも和風のものを使用し、全体的に和のデザインです。
さらにおまけも京都!前回は西陣織のコースターでした。
おまけには必ず説明書きがついており、京都で作られたものであるとのいわれを教えてくれます。
さて、ネットショップの同梱物の定番と言えば読み物です。
なんと3冊もついています!
まずは定番「お客様の声」
お客様の声だけで1枚の読み物になっています。
こちらのネットショップのネイルは病気やアレルギー、加齢によって普通のマニキュアを使えない方も愛用しているので、ただのおしゃれアイテム以上に共感が創出されやすい商品となっています。
こちらはブランディングの冊子。
マニキュアをより一層楽しむためのアイディアや提案、トリビアなどが掲載されています。
最後はお店の紹介。購入者に取扱店を知ってもらうとともに、店舗のモチベーションアップにも一役買っているのではないでしょうか。
こちらの読み物は毎回テーマが変わるようです。
ネットショップの商品はラッピングも大切
このネットショップは、ブランドイメージが商品にもしっかりと表現されています。
マニキュアの封はもちろん和紙。
色の名前は日本古来の和名で統一されています。今回購入したのは「蘇芳(すおう)」
朱印も素敵なデザインです。
商品にも同梱物が。
これは通販ではなく店舗で買った商品にもひとつひとつ入っています。
ブランドの説明とコンセプト。裏面には使用方法が。
ラベルも独特です。
狐がキャラクターみたいですね。キャラクターがあるとイメージが固定しやすいように思います。
まとめ
商品にはもちろん満足ですが、同梱物があるとネットショップやブランドへの共感がアップし、リピートをしよう!またここで買いたい!という気持ちが強くなるように思います。
ネットショップはリピーター獲得が重要なテーマですので、同梱物も次につながる工夫が大事だと感じました。