ホームページ制作 農業・農家編

重要なのは「美味しさマッチング」美味しさを全国へ届けましょう!

ネットで食品を買う一番の動機はなんでしょうか?

答えは「美味しいから」「美味しそうだから」です。
農家さんのホームページやネットショップはここが一番重要です。

農家さんが心を込めて一生懸命育てた作物は絶対に美味しいはずです。
その美味しさを自信を持って全国にお届けしていきましょう。

農家さんが陥りやすい「共感マッチング」「個人ブランディング」の罠

スーパーや産直で「私が育てました!」というシールや掲示物を見たことはありませんか?
あれが共感マッチング・個人ブランディングです。

私がそだてたので特別です。こんなこだわりがあります。私という人間・考え方に共感して買ってください。というもの。

このやり方、20年ほど前に斬新だとして広告業界でもてはやされ10年ほど主流でしたが、今やありふれており、ユーザーからすると「またよくある農家さんの写真か」と思われてしまっている可能性が高い手法です。

地元の知り合いなら「〇〇さんだ!」と親近感がわきますが、正直、地元ではない人は知らない人の顔写真を見せられてもピンときません。
育て方やこだわりの農法も、裏付け情報としては知りたいですが、だからといって買うための一番の動機には弱いです。

「すごく美味しい、自分の求めていた商品である、価格も納得できる」

これがあったうえで美味しい理由や生産者に興味がいくのであって、生産者やこだわりを入り口にするのは、言葉は厳しいですが生産者側の自己満足であると考えます。

農家さんは地元のつながりが強いので、地元向けには効果のある共感マッチングを押し出してしまいがちですが、全国で勝負するには「美味しさマッチング」が重要になります。

「お礼の品無しでも応援」驚きの共感マッチングによるクラウドファンディング

「無農薬」「災害からの復興」など、考え方や心情を前面に訴えるマッチングは、現在はクラウドファンディング的なやり方になると思います。
商品ではなく、考え方や取組みを買うという考え方です。

最近話題になったのが「無農薬野菜を育ててますが、無農薬なのでうまく育ちませんでした。お礼の品は出せないのですが、お金だけください」というもの。
支援者さんは「もちろん!困った時はお互い様!無農薬頑張って!」と喜んでお金を出していました。

雰囲気や人柄が良くて頑張り屋で考え方が素敵であれば商品がなくてもお金をだしたい・・・極端ですが、これぞ共感マッチングの目指すところです。

まとめ

農家さんのホームページは「美味しさマッチング優先」か「共感マッチング優先」かに分かれると思います。

地元向けには共感マッチング優先、全国で勝負するなら美味しさマッチング優先がお勧めです。

共感マッチングが取れてしまえば、不作の年でもどんな商品でもファンがつきますので安心ですが、ネット販売の競争が激しく消費者の目が肥えてる現在では共感マッチングだけでは勝ち残れません。

ブランド理解を深めるために共感マッチングは重要ですが、それ以上にまずは「美味しさマッチング」でファンを獲得し、そこに共感マッチングもプラスする思考でホームページやネットショップを構築しましょう。

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