ChatGPTの登場で脅かされるSEOライティング
質問をすればまるで人間のように文章を生成して回答してくれる「ChatGPT」の登場で、WEBライターが職を失うのでは？と言われています。
またSEOの文章作成にも大きな影響があるのではとの論調もあります。
「E-E-A-T」の最初の「E＝経験」は文章を書いた人の「経験」
2023年2月現在、GoogleがSEOで重要視されているのは「E-A-T」（専門性・権威性・信頼性）に加え「E-E-A-T」と言われています。
追加された「E」は「経験」です。
これはユーザーの快適な閲覧を意味する「ユーザー体験」「ユーザーエクスペリエンス」とは別の「経験」になります。
「サイトで情報発信している人の経験」という点が重要視されているようで、特に「長年の経験」というのが評価されるようです。
例えば、昨日開店した寿司職人や素人の寿司好きより10年寿司職人をやっていますという方を信用する、という事になりそうです。
人の経験を重要視するという方向性は、まさにAIチャットボットでは生成できないことであり、ChatGPT対策ではないかと感じています。
以下が「経験」として評価されるのではと考えています。
- 実績
- 仕事をしている年数（〇周年なども良いかもしれません）
- 体験談や実際に訪問したなどのオリジナル写真つきのブログ
- クチコミ・お客様の声
- セミナーなどのリアルイベント情報
- 自分で観察、記録した詳細なデータが豊富
AIが書いたか人間が書いたかを判別できるAIがある
そもそもですが、AIで書いたか人間が書いたか判別できるAIが開発されていますので、AIで作成したSEO文章は見破られてしまう可能性もあります。
「経験」を重要視する以外でも、AIをつかったSEO対策の対策は進んでいるようです。
まとめ
現在は文章の量や質がSEOに大きく関わっているのは間違いなさそうですが、今後AIによるSEO文章の生成が跋扈しはじめるとSEOの基準自体が変わってしまう可能性があります。
ただ、サイトの評価はサイトの評価でしかなく、Googleは「あくまでもその発信者が信頼できる専門的な知識がある人間か」という点に重きを置いているように感じています。
サイトのデザインや上っ面の文章だけではなく、中身の人間としての専門性を磨くいて発信することが重要だと感じます。
