ホームページのメインビジュアルとは
ホームページのメインビジュアルとは、ホームページのTOPページの上部に表示される、一番目立つ大きなビジュアルです。
コーポレートサイトでは、会社やサービスのイメージ付け、理解訴求、ネットショップでは一押し商品のバナーを表示させることが多いです。
なくても支障がないといえばないですが、やはりホームページを訪れた際のインパクトや、ここがTOPページであるという目印としても、メインビジュアルがあった方がサイト全体が引き締まると感じます。
ネットショップではスライド型のメインビジュアルは反応がよくない
メインビジュアルがスライドショー形式になっており、商品が次々と紹介されるネットショップをよく目にしたことがあると思います。
スライドの表示時間は2~3秒ほどが一般的でしょうか。それ以上短いと落ち着きなく感じられてしまいます。
メインビジュアルに文章が入っている場合は読み切れないうちに次へ行ってはユーザーさんのストレスになりますので、最低でも5秒くらいは表示したいところです。
もし計3枚のスライドの場合、最後のスライドが表示されるまで10秒、読み終わるまで15秒…。
TOPページをスクロールせず、15秒もじっと眺めているユーザーさんはほぼいらっしゃいません。
スライドを入れる場合は「動きをつける賑やかし」と割り切って、1枚目しか見てもらえないと思って、2枚目以降のスライドはバナーで補完をしましょう。
早送りボタンは必ず装備した方がよいです。
このような感じで、メインビジュアルと同じバナーを入れ機会損失を防ぎます。
また、スライド式のメインビジュアルにはあまり文章を入れるのはおすすめしません。
読みやすいキャッチコピーと商品を分かりやすく、シンプルに、印象的に入れるのがお勧めです。
反応のよいメインビジュアルとは
ネットショップで反応のいいメインビジュアルは「固定のバナー」です。
私が参加しているEC実践会のデータでは、スライド形式のメインビジュアルは購買に繋がらない場合が多いとのデータがまとめられています。
また、商品ではなくお店のイメージや理念のようなビジュアルは訴求力が低いともいわれています。
ネットショップでは、ファーストビューと呼ばれるユーザーさんが最初に見る重要な領域のほとんどを占めてしまいますので、商品そのものをズバリと表示させるのがユーザーさんの使い勝手としても親切な設計となります。
まとめ
メインビジュアルはTOPページで最初に目に触れる重要なビジュアルです。
つい、イメージのよいビジュアルや理念などの抽象的なものを掲載してしまいがちですが、ユーザーさんが何を期待して訪問したかをしっかりと考え、それに応えるビジュアルを提示しましょう。
何を誰に伝えたいのかをしっかりと考え、訴求力の高いビジュアルを掲載することが大切です。