Googleリスティング広告の費用は「これだけ出せばこれだけの露出が得られる」という確約はありますか?それがないと会社で稟議が通りません。

申し訳ございませんが、出資額に応じた露出や効果の確約はいたしかねます。

Googleリスティング広告(検索広告)は

  • 1日にかける予算
  • 1クリックにかける予算

を決めることができ、その範囲内でGoogleのAIが自動的に表示する仕組みになります。

例えば、1日の予算1000円、1クリック100円で1ヵ月出稿した場合、単純計算では
「30日間で30000円の予算を消化し、300クリックを獲得する」ということになります。

ただ、以下の場合は予算を消化しきらない場合や表示がうまくされない場合、クリック単価が上がってしまう場合があります

  • 競合がこちらより高い予算を設定してきたための機会損失が起こった場合
  • 検索数が少ないキーワードで出稿した場合
  • 設定したターゲットや地域のユーザーが少なすぎた場合
  • 薬事法などにひっかかる内容の場合
  • ページの質が低い場合
  • 広告とページの関連性が低い場合
  • Googleのアリゴリズムに調整が入ったり変化があった時

以上は広告の表示回数が減ってしまったりクリック単価があがってしまう可能性がありますが、予算をこえて表示・クリックがされることはありませんので、その点では安心といえます。
ただ、その予算でどのくらいの効果が出るかは、予算、出稿内容、リンク先サイトの内容、ユーザー数などの多くの要素が複雑に絡み合ってきますので広告を出稿する前に試算するのは不可能だと考えております。
また、youtube広告の場合、再生数は15秒以上もしくは動画が最後まで再生された数をカウントすると言われていますが、動画がつまらないとスキップされてしまいますので、実際に出稿してみるまではどうなるか全く分からないのです。

従来の広告が「納得してお金を払う」という購買型であるとすれば、Google広告は「お金を払ったらこういう結果になったので検証して良くしていく」という投資型の考え方です。

「他の媒体はいくら出せばどのくらいの露出があり、どのくらいの効果があるときちんと提案してくれる。Googleのようなやり方では不確定なので投資できない」

このお考えは経営者としてごもっともだと思います。

しかし、リスティング広告の場合

  • クリックされなければ費用が発生しない
  • 運用してみることでデータが取れるので「予算が足りない」か「リンク先のページの質が悪い」かのどちらかの原因であることが分かり、改善することができる

という大きなメリットがあります。

リスティング広告やyoutube広告は、とにかく運用してみないとわからない広告となります。
Googleとしては「自分たちでうまく広告が表示されるようチューニングしてください。クリックされても問い合わせがないのは自分たちのホームページが良くないからですので、自分たちで改善してください。」という姿勢です。

従来の広告出稿の計算方法とは真逆の考え方で、社内稟議が通らずご苦労する方は多いですが、基本的な考え方が全く異なりますのでご理解いただく他ないかと存じます。

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