「ザッピング」進化するネットショップの接客

動画で接客するネットショップ

コロナ過になりネットショップの進化スピードがさらに増しています。発信するコンテンツも画像と文章だけではなくなってきました。
特に注目されているのが動画コンテンツです。

連続再生動画で接客する「ザッピング」をメガネブランド「OWNDAYS」公式サイトに導入

OWNDAYS公式サイト

おしゃれなスタッフさんの動画がずらりと並んで目を引きます。
眼鏡をいろんな角度で説明してくれ、つけた時のイメージもわきやすいです。洋服のコーディネートも参考になり、短い動画で多くの情報が得られて実際に買い物に行った時に近い感覚になれます。

こちらのネットショップは目立つところだけでも

  • LINEでの来店予約
  • WEBでの視力測定予約
  • オンラインストアで度付きメガネを買う時に度がわからなくても買える

など、ネットショップを利用するユーザーの事を知り尽くし、徹底的に先回りして不安を解消するコンテンツを提示してくれていると感じます。

この「先まわりして不安を解消する」事こそがネットショップ接客の肝だと感じます。

「ザッピング」とは?

上記ネットショップにて導入されている「ザッピング」は、固有の有料動画配信サービス名です。
ユーザーの心をつかむ仕掛けや、買い物しやすい動線、SNSとの連動がコーディネートされています。

ザッピング公式サイト

進化するWEBでのコミュニケーション

少し本筋とは逸れてしまうかもしれませんが、興味深い記事をご紹介します。

アトラシアン、Slack、Zoomの3人のCEOが集結、語られたアフターコロナの働き方とは?

リモートワークなどコロナ禍での働き方に焦点を当てたディスカッションですが、以下のような発言がとても印象に残りました。

[エリック・ユアン氏(Zoom)]私は美しい街や国に行くのが好きで、訪れた先の会社のキャンパスやスターバックスコーヒーでコーヒーでも飲みながらゆっくりするのが好きだ。将来どうなっていくかを考えると、例えばこのコーヒーやお茶の味や香りをリモートに楽しむことができるようになるかもしれない。また、長い間会って友人とリモートで握手し、お互いの手の感触を実際に伝え合えるようになっているかもしれない。

 ひょっとしたら、異なる言語を話していても高度なリアルタイム翻訳によって意思疎通ができるようになっているかもしれないし、おそらく会議の議事録ぐらいはAIが自動的にまとめてくれていることだろう。10年後には、対面での会議よりも、ネットを介したコミュニケーションが優れた体験を提供できるようになるだろうと思っている。

これは働き方だけではなく、全ての事に言えるように思います。

わざわざ事故のリスク、治安の不安、言語が通じない不便さ、を抱えながら観光していたのが、家に居ながらにして世界をまわれてしまう。移動時間も省略できますし、お金もかかりません。

コロナ禍の影響で、人と接触することや遠くへ移動することに強烈な抵抗感ができてしまった人は多く、それを乗り越える事ができるようになるまでには長い年月がかかると感じています。
以前は何も考えないでできていた海外旅行や会食、ちょっとした都会へ買い物へ行くことさえ「怖い」と感じるようになってしまった時代に、WEBのできる事は多いはずですので、さらなる進化が期待されます。

まとめ

これからのネットショップで、特に若い方をターゲットにしたサイトは、従来の楽天などような画像をガチガチに作り込み文章いっぱい!といったボリュームのあるネットショップではなく

  • さっくりと見られて分かりやすいもの
  • 効率化とスピード感(少ない人数で新商品をより早くアピール)
  • 脚色されたコンテンツより実際のスタッフの生の声

が求められているように感じます。

ユーザーも発信側も「疲れない」ネットショップが増えてきそうです。

制作会社に任せる部分と、現場でサッと用意して簡単にアップできる仕組みの両輪が重要になると思われます。