SEOにおける「E-A-T重視」とは

GoogleのSEOの移り変わり

「ホームページを公開したのにGoogleで【飯田市 カフェ】で検索しても引っかからない」という趣旨のお問い合わせをいただく事があります。

結論からで恐縮ですが、ホームページを公開して店名ではなく【飯田市 カフェ】というような複合ワードですぐに上位表示や1位に表示されることは、残念ですが2021年3月現在ではかなりかなり厳しい状況にあります。
以前のように「業者がすぐにできる事」ではGoogleが評価してくれなくなってしまったからです。

GoogleのSEO対策といえば、2000年代はキーワード重視、2010年代前半は被リンク重視でしたので、この時代は業者のノウハウ次第で即上位表示が可能でした。
しかしE-A-T重視(後述)になってからは業者の力で検索順位をコントロールすることは完全に不可能となってしまいました。

Googleは本当に信頼できる人間が発信したサイトを上位表示させてコンテンツの質を高めたいのと、いやらしい話になりますが広告収益が欲しいので、どこの誰かわからない人がSEOの業者にお金を払って上位表示されてしまうと困るわけです。

そこで、サイト運営者自身の信頼度があるか、内容に専門性があるか、資格を持っているか、SNSやニュースサイトなどで話題になって影響力があるか…など、業者に頼んでも一朝一夕ではどうにもならない部分を複合して順位に反映するようになりました。

結果、公開直後での上位表示はほぼ不可能となり、上位表示されるためにはコツコツと有益な情報を発信し続けて年単位の時間をかけてGoogleとの信頼関係を築いていただくしかないという現状になっています。

GoogleのE-A-Tとは

Googleの検索順位決定基準についてはトップシークレットですが、方向性は「検索品質評価ガイドライン」で公表されています。ただ、全文英語です…。

Google 検索品質評価ガイドライン

これは年に1~3回ほどのペースで更新されており、最新の内容を要約すると以下の3つを重要視していると言われております。

Expertise(専門性)

Authpritativeness(権威性)

Trustworthiness(信頼性)

上記の3つは先ほど申し上げたように、業者や制作会社が小手先でどうにかできるものではなく、運営者さんのリアルな権威や知識やコネクションが重要となります。

Googleの検索順位の決め方がホームページ上の文字やリンクなどのソース由来から、ホームページを通り越したリアルな人付き合いを意識するようになったんだなあと感じます。

新規ホームページがSEOでなかなか上がらない?の考察

2000年代前半のように、新規ホームページがすぐに上位表示されないのは「信頼性」「権威性」が関係しているのではないかと推察します。(ホームページの規模やドメインパワーなど他の要素もありそうですが、ここではE-A-Tに焦点を当てて考えます)

新しいホームページが上位表示されるためには、現実問題、現在上位に表示されているホームページを抜かなければなりませんが、現在上位にいるホームページは長年かけて質の高いコンテンツを提供し続け、第三者に検証された信頼性の高いホームページとしてGoogleにも信用されているということになりそうです。

また「アクセスが多いホームページは権威性が高いと見られて上位に表示される」ということもよく言われます。
現在1位のホームページは当然目につきやすく、アクセス数も多いと予想されます。

以上のことから、いくらデザインがよく、最新の技術でキレイにプログラムしたホームページでも、運用実績が無いアクセスがゼロのホームページが長年コンテンツを積み上げた信頼性の高い権威あるホームページをすぐに追い越すというは、E-A-Tの基準に照らしますとかなり難しいと考察できます。

ホームページもリアルな人間関係と同じで、最初は信頼度が低くても1年2年かけてコツコツと優良なコンテンツを発信し、どこの誰かをはっきりさせ、評判を高め運用をすることで、じわじわと上位に上がってくる仕組みに進化したのだと痛感しています。

数値化が難しいE-A-T

もちろん、SSL化や、キーワードを盛り込むことや、構造化マークアップ、サイトの構築設計など業者レベルのSEO対策は必要です。
現在はそれが当たり前となり、さらにその先のE-A-Tが重視され始めたということになります。

しかしこれは数値化が難しく、何をどうすればGoogleに評価されるかは公開して運用してみないと分かりません。

ただ、現在評価されているホームページを分析し、こういう傾向がありうそう、こういうコンテンツが必要そう、ということは浮かび上がってきておりますので、次回はE-A-Tの高いホームページとはを考てみたいと思います。