ホームページへの訪問者が画面上でどう行動したかを動画で見られる「Microsoft Clarity」を使ってみた

自分のホームページに訪問した人がどんな動きをしたか、リアルタイムで見てみたい!!

ホームページを運用している誰しもが思うことではないでしょうか。
今まではアナリティクスの行動グラフなどから推測するしかなかったユーザーの動きを、なんと動画で見られるツール!
しかもMicrosoft公式のツールでユーザーの個人情報を盗むような怪しいものではないとのことで、早速試してみることにしました。

英語版なのでちょっと使いにくいですが、Microsoftアカウントを持っている人なら簡単にログインすることができます。

ホームページとの連動もソースコードをhead内にコピー&ペーストするだけでした。

導入方法は以下のサイトを参考にしました。
【導入手順付き】Microsoft Clarityの設定方法と使い方を解説!日本語化は?何ができる?含めて解説

Microsoft Clarity 準備完了

ダッシュボードがこのような画面になりました。本当に10分もかからず準備ができました。
セッティングが完了すると2時間ほどで、ここにグラフが表示されるようです。

1時間ほどでデータが集積されました!

早い!アナリティクスなどは最初は1日かかります。

ユーザー行動録画動画を見る方法

ダッシュボードから「Recordinds」のタグをクリックします。

もう動画が見られる!!

「Recordinds」のタブに移動するとすぐに動画が見られます。
直感的に操作しやすくなっていますし、英単語もわかりやすいので迷わず操作できました。

動画別に行動リストが表示されているので、見たいユーザー傾向の動画が分かりやすい

こんな感じで、動画のユーザーの行動属性が表示されます。

  • 訪問ページ
  • 離脱ページ
  • 閲覧ページ数
  • 閲覧時間
  • クリック数
  • デバイス
  • OS

Microsoft Clarityの録画で使える機能

まだ全てがわかったわけではありませんが、以下の機能があることを確認いたしました。

  • 早送り、ゆっくり再生
  • ダウンロード
  • タブで裏に回った時をスキップする機能?
  • クリックした場所を見る機能
  • スクロールしたかどうかを見る機能
  • 特定のエリアだけを表示する機能
  • コンバージョンした人の動きを見る機能(アナリティクスとの連携にて)

仲間とシェアもできます

プロジェクトをメンバーと共有し、動画をはじめとした様々なデータをチームで見ることができます。

使い勝手はもう少しか?

ユーザーの行動を動画で見られる!という画期的なツールですが、残念ながら、まだサクサクと快適に欲しいデータとして見られるという感じではありません。でも、ユーザーの動きがリアルにみられて面白かったです!

コピペしようとしている!間違えてタップしている!など行動が丸わかり!

タップやクリック、マウスの動きもわかるので、もしかしたらボタンと間違えてクリックしている?コピペしようとしている?など、そういう行動のデータはしっかりわかりました。

スクロールがゆっくりになる動きなどもわかるので、例えば、LPを作ったときに、どこで離脱したとか、ここは時間かけてみてるな、などのデータの参考になると思いました。

まとめ

とても画期的なツールで飛びついてみましたが、かなりリアルな感じで見られてびっくりしました!きっとここからさらにバージョンアップしていくと思いますので、今後のMicrosoftの頑張りに期待です!

しかし、私のようなアクセスの少ないサイトはいいですが、1000アクセス以上あるようなサイトは動画を全部見るの…?という、そもそも使いやすくなったとして物理的に全員の行動を見て傾向を分析するのは不可能ではないか?という疑問があります。

そうなると、一部の動画を見て、その動きだけにとらわれて改善を行ってしまい、全体のデータを総合的に見られなくなり、右往左往する可能性も。

コンバージョンした人の動きを見る機能はあるようですが、知りたいのはコンバージョンしなかった人の動きだったりします。
全ての動画をMicrosoftのAIで分析し、ユーザー傾向別にまとめてくれたり、離脱した人の代表的な動きや、大勢の人の動きの傾向を見られるようになったり、もっと体系的にみられると助かるなあと思いました。

現状では「動画を30分かけて見たけど、このバナー押されてないね!」「そうだね。でもそれはアナリティクスで一瞬でわかるよね」という状態です。

今の段階では、アナリティクスやサーチコンソールのように数値化してくれている方が分析データとしてはバランスがとれており、早く正解に近づけるのではと思います。

ただ、とても画期的で面白いツールですので、導入して損はないと思います!おすすめです。