社内で複数のサービスを展開する際に、それぞれのサービスに特化したサイトを制作した方がよいのでは?と悩まれたことはありませんか?
結論から書きますとSEO対策の観点からは「似たようなサービスやターゲット違いで、サイトを複数制作するのはオススメしません」
規模の問題
SEOではサイトの規模が上位表示の一つの要素となります。大きな規模のサイトの方が上位表示されやすいです。
例えば同じような労力で以下の2パターンを比較したとします。
- 1500ページある1つのサイト
- 500ページあるサイト×3
勝負はあくまでも「単独サイト対単独サイト」となりますので、1500ページ対500ページとなり、1500ページのサイトの方が上位表示されやすくなります。
もし1500ページのサイトと複数サイトで勝負する場合は、1500ページのサイトを3つ作らないとならないという事になります。
労力・コストの問題
上記のように、サイトを増やせば増やすほど、1つのサイトに注力するより何倍もの労力、お金をかけなければ、それぞれのサイトの上位表示は難しいです。
規模を大きくするための記事制作や運用の労力だけではなく、広告を出す際にも複数の広告を運用しなければなりませんので効率が悪いです。
専門性を損なうようであれば複数サイトとして運用を
例えば、病院の隣にカフェを併設した場合。
カフェも病院も上位表示させてたいと思うのなら、病院とカフェは一般的には違う業種ですので、サイトを分けないとお互いの専門性を損なってしまい、どちらのキーワードでも上位表示されづらくなります。
これはGoogleが意地悪をしているのではなく、AIがキーワードを解析する際に「このサイトは病院なの??カフェなの??」と迷ってしまうことが原因です。
カフェも病院もどっちも!と半々にしてしまうのが一番よくありません。
もし病院がメインでカフェはおまけということであれば、カフェの記述は最低限にし、病院の記事をたくさん書いてキーワードにメリハリをつけましょう。
まとめ
- 3つのサイトに分けてしまうと、労力は3倍、効果は3分の1
- 一つのサイトに集中して、カテゴリー別に強化するのが良いです
- 専門性を損なうような、まったく違う業種であればサイトを分けた方が良いでしょう。