先日、ある方からこう言われました。
「AIを使って書いた記事って、SEO的にはもう価値がないらしいですよ」
正直、ドキッとしました。というのも、私自身、このブログの記事を書くときにAIを使うことがあるからです。といっても、AIに「○○について書いて」とお任せしているわけではありません。私が実際に現場で経験したトラブルや検証の記録を、読みやすい文章に整える”成形の道具”として使っています。
でも、「AIを使った時点で価値がない」のだとしたら、私のやり方は根本から間違っていることになる。これは確かめないと気持ちが悪い。そう思って、Googleの公式見解や最新の評価ガイドラインを自分で調べてみました。今回は、その結果わかったことを、できるだけ正直に書きます。飯田市でホームページ制作を頼む会社を探している方にとっても、実は大事な話につながっていきます。
調べてわかったこと①:Googleは「AIで書いたから」では評価を下げない
まず、いちばん大元の事実から。
Googleは公式に、「コンテンツがどう作られたか(制作方法)ではなく、その品質を評価する」とはっきり言っています。AIを使ったかどうかではなく、書かれている中身がユーザーの役に立つかどうかで判断する、という立場です。つまり「AIで書いた=即アウト」では、ありませんでした。
ここでまず、少しホッとしました。「AIを使った瞬間に無価値になる」というのは、言い過ぎだったわけです。
調べてわかったこと②:でも「最低評価」にされる記事は、確かにある
ただ、調べを進めると、相手の言い分にも理由があることがわかってきました。
2025年初めにGoogleが品質評価のガイドラインを改定し、AIや自動ツールで作られた中身の薄いコンテンツを「最低評価」とするよう、評価担当者に明確に指示したのです。ここだけを聞くと「やっぱりAIはダメじゃないか」と感じます。
でも、よく読むと対象になっているのは、「ユーザーの役に立たない、独創性のない、労力をかけずに大量生産された記事」とのことでした。問題視されているのは「AIを使ったこと」ではなく、「中身がスカスカなこと」だったんです。
実際、AIが登場するずっと前から、誰の役にも立たない記事を量産するサイトは存在していました。それが昔も今も低評価なだけで、たまたま今はその量産にAIが使われやすくなった、というだけの話と考えられます。
決定的だったのは「経験」という評価軸
調べていて、いちばん腑に落ちたのがこれでした。
Googleはコンテンツの品質を測る軸として「E-E-A-T」(経験・専門性・権威性・信頼性)というものを重視しています。このいちばん最初の「経験(Experience)」が、2023年にあえて追加されました。実際に自分で体験したことに基づいて書かれているかを、Googleはわざわざ評価軸に加えたわけです。
そして、この「経験」こそ、AIがいちばん苦手とする部分です。AIは、ネット上にある情報を整理してまとめるのは得意です。でも、「私が実際にやってみたらこうだった」「現場ではこの順番で確かめた」という生の経験は、持っていません。だから出せない。
読者にとって本当に価値があるのは、どこにでもある一般論ではなく、「で、実際のところどうなの?」が分かる情報です。それは、実際にやった人にしか書けません。
つまり、こういうことでした
調べ終えて、私なりの結論はこうなりました。
正確には、「AIで書いたから価値がない」のではなく、「実体験のないAI記事に価値がない」のです。
私のブログの記事は、たとえば「自社ドメインを騙るなりすましメールの正体を、サーバーのログから一つずつ切り分けて突き止めた話」だったり、「GA4でコンバージョン率が見つからず、AIの間違った案内に振り回されながら、最後に正解にたどり着いた検証記録」だったりします。どれも、私が実際に手を動かして経験したことが核にあります。
この核の部分は、世界中のどこを探しても出てこない、私だけの一次情報です。AIは、その経験を読みやすく整えるのを手伝ってくれているだけ。だから、AIで成形しても価値は失われません。むしろ、その「経験」こそが、今のGoogleがいちばん評価したがっている部分だったのです。
ちなみにGoogleのガイドラインは頻繁に更新されるので、細かい点は変わっていくと思います。ただ、「中身のない量産はダメ、実体験のある中身は強い」という大きな軸は、ずっと変わっていません。
ここからが、制作会社を探している方への本題です
実はこの話、自分のブログの心配ごとを超えて、「ホームページ制作会社をどう選ぶか」という話に、まっすぐつながっています。
最近、ネット上には「飯田市 ホームページ制作 選び方」のような記事が増えました。読んでみると、「価格だけで選ぶな」「デザインだけで選ぶな」「スマホ対応は必須」「公開後のサポートを確認」——どれも、もっともらしいことが書いてあります。
でも、よく見てください。その多くは、「飯田市」を別のどの市名に置き換えても、そのまま成立してしまう一般論です。その会社自身がどんな経験をしてきたのか、どんなトラブルをどう解決してきたのか、具体的な中身がまるで出てこない。さっき調べた基準で言えば、これはまさにGoogleが評価を下げにいくタイプの、「経験のない、薄いコンテンツ」です。
そして、ここが大事なところです。会社が出しているコンテンツの薄さは、その会社の仕事の薄さと、たいてい連動します。
一般論しか書けない会社は、あなたのホームページも、よそで見たような無難なものに仕上げる可能性が高い。逆に、自分の現場で起きたことを具体的に、正直に書いている会社は、あなたの相談にも具体的に向き合ってくれる可能性が高い。
だから、制作会社を選ぶとき、料金やデザインのきれいさだけでなく、その会社のブログや実績を一度のぞいてみてください。 そこに「実際にやった人の経験」が書かれているか。それとも、どこかで見たような一般論が並んでいるだけか。それだけで、その会社が「言うだけの人」なのか「実際にできる人」なのかが、かなり見えてきます。
最後に
私は、見た目のきれいさよりも「何を、どう伝えるか」を大事にしてきました。それは、ホームページそのものだけでなく、自分が発信する記事に対しても同じです。だから、借り物の一般論ではなく、自分が実際につまずいて、調べて、解決した話を、正直に書くようにしています。今回の「AIとSEO」の話も、人から言われて鵜呑みにせず、自分で確かめてから書きました。
飯田市でホームページ制作のパートナーを探していて、「ちゃんと中身のある相手に頼みたい」と感じている方。会って話して、一緒に”伝わる形”をつくっていけるよう、丁寧に向き合います。Webまわりで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

飯田市でホームページ制作・広告運用をサポート|デザインスタジオiR
牧内理恵
まきうちりえ
飯田市在住、広告制作歴20年以上。これまで200名以上のクライアント様と向き合い、100件以上のサイト制作を手掛けてきたデザイナー兼エンジニアの牧内理恵です。御社の強みを引き出し、業績アップに繋がるWebサイト・ネットショップ・販促ツールをご提案します。拠点とする長野県内はもちろん、全国各地からのご依頼にも柔軟に対応しております。
「相談してよかった」と言っていただける、飯田下伊那地域のパートナーとして。
長野県飯田市を拠点に、ホームページ制作やECサイト構築、Web運用のトラブル解決を承っています。20年以上のキャリアで培った「伝わるデザイン」と「確かな技術」で、御社の業績アップを支えます。飯田・下伊那エリアはもちろん、全国からのオンライン相談も大歓迎です。
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