最近、AIを活用してブログを書く本数が、以前よりぐっと増えました。今回は、私が実際にどうやってAIを使い分けてブログを作っているのか、その手順を包み隠さず公開します。「手の内を全部見せるようなもの」なのですが、あとで書くとおり、手順を真似されても困らない理由があるので、安心して出します。自社でブログや情報発信をしたいと考えている事業者の方の参考になればうれしいです。

大前提:すべて「自分の実体験」が元になっている
手順の話に入る前に、いちばん大事なことを書いておきます。私のブログは、すべて自分の実体験が元です。
仕事や趣味で「これ、どうやるんだろう?」とつまずいたこと。お客様から実際にいただいた問い合わせ。そういう、現場で本当に起きたことだけを記事にしています。ネタをどこかから借りてくるのではなく、自分が体験して、調べて、解決したことを書く。ここがすべての土台です。
実は以前から「ブログにしたいネタ」はたくさんありました。でも、いざ文章に起こすのがかなり大変で、ネタだけがどんどん溜まっていく状態でした。それがAIにリライトを手伝ってもらうようになって、一気に発信できるようになった——というのが、今のやり方に至った正直な経緯です。
手順①:調べ物・思考の整理は「Gemini」で
何かにつまずいたら、まずGeminiで調べたり、考えを整理したりします。やりとりを重ねて、「原因はこれだった」「やり方はこうだった」と結論が出たところで、こう指示します。

「このやりとりをブログにして」

そうすると、調べる過程から結論までを、Geminiが記事の形にまとめてくれます。ゼロから白紙に向かって書くのではなく、「調べながら考えたプロセス」がそのまま下書きになるので、ここで大幅に時間が短縮できます。
なぜGeminiか: 調べ物をしながら対話で結論にたどり着く、という使い方と相性がいいからです。検索的な調べ物から、その流れのまま記事の骨子まで持っていけます。
手順②:人間らしく・SEOに強い形へ「Claude」でリライト
ただ、Geminiが出してくる文章は、私が読むと日本語が少し不自然に感じることが多いんです。そのままだと「いかにもAIが書いた感じ」が残ってしまう。
そこで、その下書きをClaudeに渡して、人間が書いたように自然な文章へ、かつSEOにも強い形へリライトしてもらいます。地域(飯田市)の文脈を入れたり、読者に語りかけるトーンに整えたり、検索されやすいタイトルを考えてもらったり。ここで一気に「読み物」としての完成度が上がります。

なぜ2つのAIを使い分けるのか: 調べ物が得意なAIと、日本語の文章を自然に整えるのが得意なAIは、別だと感じているからです。1つで全部やろうとせず、得意なところを担当してもらう。料理で言えば、下ごしらえと盛り付けを分けるようなイメージです。
手順③:サムネイル(アイキャッチ)は「ChatGPT」で
記事ができたら、最後にサムネイル画像を作ります。私はここはChatGPTがいちばん良いと感じています。
実際に同じテーマで各AIに作らせて比べてみると、仕上がりの印象がけっこう違います。下が、その比較です。


こうして見比べると、用途によって向き不向きがあるのが分かります。私のブログのアイキャッチには、ChatGPTで作ったものがしっくりきました。
いちばん大事な話:手の内を見せても困らない理由
ここまで手順をぜんぶ公開しました。「真似されませんか?」と思われるかもしれません。でも、私はまったく心配していません。全然真似していただいて結構です!
なぜなら、この手順の核にあるのは「自分の実体験」だからです。Geminiもクロードも ChatGPTも、あくまで「すでにある体験を、形にするための道具」にすぎません。道具の使い方は真似できても、私が現場でつまずいて、調べて、解決した経験そのものは、誰にも真似できない。世界中のどこにもない、私だけの一次情報だからです。
これは、検索エンジンの評価とも通じます。GoogleはAIを使ったこと自体を悪いとはしておらず、見ているのは「人の役に立つ、信頼できる中身か」です。そして実体験にもとづくオリジナルな情報は、まさにその評価される部分。逆に、実体験のない記事をAIに量産させても、中身が薄ければ価値は出ません。
つまり、大事なのは「AIを使うかどうか」ではなく「元になる実体験があるかどうか」。だから手順を公開しても、私の強みはまったく損なわれない。むしろ「ここまで正直に公開できる」こと自体が、中身に対する自信の表れだと思っています。
実体験は「宝」。AIはそれを発信する手間を取り除いてくれる
最後に、いちばん伝えたいことを書かせてください。
仕事をしていると、調べ物や「こうやって解決した」という実体験が、毎日いくつも生まれます。これは、ひとつひとつが宝だと思っています。世界中のどこにもない、自分だけの一次情報だからです。
ただ、これまではその宝を、なかなか発信できずにいました。文章に起こすのが大変、サムネイルを作るのも手間——そうした「発信のボトルネック」があって、せっかくのネタが溜まる一方だったんです。
AIのいちばんの価値は、まさにこのボトルネックを解消してくれることだと感じています。ネタを生み出すのはあくまで自分の現場、AIはそれを「発信できる形」に変える手間を肩代わりしてくれる。だからこそ、宝のような実体験を眠らせずに、価値ある記事として世に出していけるようになりました。
「ネタはあるのに発信できていない」という方は、本当にもったいないと思います。AIをうまく使って、その宝を、ぜひ価値ある記事に変えていきましょう。
まとめ
私のAIブログ作成は、こんな流れです。調べ物と下書きはGemini、人間らしい・SEOに強い文章へのリライトはClaude、サムネイルはChatGPT。そして何より、すべての出発点は「自分の実体験」。AIは、溜まっていたネタを発信できる形に変えてくれる、心強い相棒です。
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牧内理恵
まきうちりえ
飯田市在住、広告制作歴20年以上。これまで200名以上のクライアント様と向き合い、100件以上のサイト制作を手掛けてきたデザイナー兼エンジニアの牧内理恵です。御社の強みを引き出し、業績アップに繋がるWebサイト・ネットショップ・販促ツールをご提案します。拠点とする長野県内はもちろん、全国各地からのご依頼にも柔軟に対応しております。
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