最近増えているマッチングサイト、紹介サイト、まとめサイト。
これらに自社公式サイトへのリンクを貼ってもらうことはSEOに意味があるのでしょうか？
掲載してもらうことで自社のSEOが向上することはない！
「こんな大きなサイトがリンクを貼ってくれたから、こちらのSEOも上がるぞ！」というのは、残念ながら純粋すぎる考えなのです。
比較bizや優良WEB.comなどのホームページ制作会社マッチングまとめサイトでは、外部リンクにはnofollowタグを使用してリンクを貼っています。
nofollowタグはGoogleのクローラーに「このリンクはうちとは関係ないので、この先のサイトをインデックスする必要はないです」と伝えるタグです。
そのためリンクを貼ってくれても、こちらの公式サイトのSEOにはなんら影響しません。
某マッチングサイトからもらった連絡にも
※貴社の紹介記事をSEOで上位表示させるためにも効果的です。
※記事タイトルや本文内容はお任せいたしますが、対象記事へのリンクをして頂けますと幸いです。
との内容がありました。
貴社のサイトを上位表示させるため、ではなく、貴社の紹介記事を上位表示させるため、要はマッチングサイトの上位表示のためにご協力くださいと言っているのです。
比較bizや優良WEB.comなどのサイトに紹介されるのは、マッチングサイトのSEOを充実させるために、自社のサイト内容を勝手に素材にされている…くらいの認識でも大きく外れてはいないと感じています。
nofollowタグを使用して相互リンクを貼りましょう
比較bizや優良WEB.comなどからのリンクがnofollowで、Googleのクローラーがこちらの公式サイトへの良い影響がないのに、正直にnofollow無しでリンクを貼ってあげることはありません。
こちらも同じくnofollowつきでリンクを貼るようにしましょう。
マッチングサイトなので、受注につながる可能性はあります。
マッチングや掲載が有料のところもありますので、各マッチングサイトに確認をするのが重要です。
比較bizさんは、条件によっては無料で案件をメール案内してくれます。
当事務所は直接のお問い合わせが多くなかなかマッチングしないのですが、２～３か月に１度メールで案件をご案内してくれます。
まとめ
一番大切なことは、自社の公式サイトでのSEO向上にこだわることだと思います。
みすみすマッチングサイトの応援をして自社のサイトの順位を下げる可能性を与えることはありません。そこは厳しく対応するのがビジネスだと感じます。
ただ、マッチングサイトに掲載されることは検索画面の専有面積を増やす効果はあります。
以下の順位を念頭に置いてSEO対策に優先順位をつけてコツコツと対策を続けるようにしましょう。
- 有料でもGoogleの検索広告を出す（一番上に表示される）
- SEOだけでなくGoogleマップのMEO、レビューをしっかりと（画面上２番目に表示される）
- 自然検索で１位を狙う（画面上３番目に表示される）
- マッチングサイト、まとめサイトに掲載されることでさらに露出を増やす（画面上４番目以下の占有率も高める）
