Instagram広告含めWEB広告では「広告のリンク先」を設定することがほとんどです。
紙媒体の広告でも「広告を見た人にどういうアクションを起こして欲しいか?」を考えて制作しないと反応がないものになってしまう事があります。
広告を見た人がどんな行動を起こし(サイトを見る、電話をする、など)、最終的にどうして欲しいか(来店してほしい、予約をしてほしい、など)を考えて広告を設計することが重要です。
Instagram広告の場合、メジャーなのがタイムラインに流れてくる広告です。
まるで投稿のようなフォーマットで写真や動画+リンクボタンが付いています。
3~4投稿に1回は広告が流れています。
広告のリンク先、おすすめは「自分のプロフィール」か「ウェブサイト」
Instagram広告を設定する際に、広告のリンク先が必要となります。
【保存版】インスタグラム広告(Instagram広告)の出稿方法、基本設定マニュアルについて
- 自分のプロフィール(プロフィールへのアクセスを増やす)
- ウェブサイト(ウェブサイトへのアクセスを増やす)
- ダイレクトメッセージ(問い合わせを増やす)
電話をかけるを設定することはできません。
電話で連絡が欲しい場合は、リンク先のサイトやプロフィールに電話番号を記載します。
投稿をそのまま広告に使うこともできます
投稿をそのまま広告に使う時もリンクを設定する必要があります。
Instagram広告で設定できるリンク先への誘導メッセージ(ボタンの文言)
上記のリンク先のアクション別に以下の文章を設定することができます。
- 詳しくはこちら
- 登録する
- フォローする
- 購入する
- ダウンロード
- 応募する
- 申し込む
- 予約する
- お問い合わせ
- カメラで試す
- メニューを見る
- メッセージを送信
- 見積り
- 聴く
- 他の動画を見る
- 予約リクエスト
この他に「Shop Now」というメッセージもあります。
これはInstagramのショッピング機能と連携している広告の場合に表示されます。
圧倒的に多い「詳しくはこちら」
広告の設定で「自分のInstagramのプロフィール」か「ウェブサイト」へのリンクを選んだ場合の圧倒的な人気は「詳しくはこちら」です。
「予約する」「問い合わせる」「申し込む」「応募する」などはハードルが高くなってしまいますので、まずは「詳しくはこちら」でサイトやプロフィールに誘導をして、そこから予約や問い合わせに誘導する流れとして設計されています。
ネットショップであれば「Shop Now」機能を使うのが人気
ネットショップであれば「Shop Now」機能が便利です。
ネットショップと連動でき、上に白い丸がさりげなく表示され、タップすると商品名と価格が表示されます。
明確にネットショップだとわかるような設計です。
申し込む
セミナーや会員制のサービスの場合。
無駄な広告費を省いて見込み客のみにクリックさせたいのであればズバリ「申し込む」という文章で掲載するのもアリだと思います。
アプリやゲームなどのサービス
スマホでそのまま使えるサービスであれば「ダウンロード」「インストール」「ゲームをプレイ」といった具体的な文言の方が、より精度の高いユーザーにクリックさせることができます。
ダイレクトメッセージの場合は「メッセージを送信」というボタンになります。
これはハードルが高いので不人気なようで見かけませんでした。
ストーリーズ用の広告も用意しましょう
タイムラインの広告のほかにストーリーズでも広告を配信することができます。
こちらも動画含めタグをつけたり文字でリンクをつけたり、様々なアプローチを行う事が出来ます。
広告の「着地点」をどうするか?が重要です
広告は広告だけでは完結しません。
広告を見てユーザーがアクションを起こさなければ意味がありません。
広告を見てユーザーがどういう流れで、どうしてほしいか。着地点をしっかりイメージして設計をすることが大切です。
まとめ
広告のリンク先をInstagramのプロフィールにする場合は、プロフィールを広告からの閲覧を意識したものにしましょう
Instagramと公式サイトをお持ちの方は広告のリンク先を公式サイトや外部のランディングページにして、より効果的にキャンペーンを行う事ができます。
しかし、Instagramアカウントしか持っていないという場合はInstagramのプロフィールにリンクをするしかありません。
その場合は今一度、広告の文章やPRポイントとプロフィールがきちんと連動しているか?プロフィールを見て予約や問い合わせができるようになっているかを確認しましょう。