SNSやブログでバズるコツ
「SNSでバズるコツ」と偉そうなタイトルを掲げてしまいましたが、理論的な分析ではなく自分の経験による覚書ですのでご容赦ください。
今回はSNSで円滑なコミュニケーションをとるとか、フォロワーさんを増やすということではなく、バズる土壌を作るということに焦点を当ててみました。
当事務所のバズり歴
フォロワーさんは1000人強。
最高で3万いいね、1.5万リツイートがありました。(2019年)
お友達は2200人強、一番投稿が多かった時は600~700いいねをいただいていました。
この投稿がきっかけでお友達が増えました。(2014年)
YouTube
普通のマッサージ動画がバズりにバズって260万回再生。
4300人強の方にチャンネル登録いただいています。(2022年)
個人ブログ
個人的な食べ物ブログを運営しています。
春に市からの補助券をもらった記事と夏に川遊びの記事がバズってから、毎日60~100人が訪れるブログに成長しました。(2021年)
インスタグラムではバズっておりません。
自分で言うのもなんですが、WEBデザイナーとしての勉強や、マーケティングのために始めた各種SNSやブログでまあまあの頻度で大きなバズりを経験しています。
これは何かコツがあるのでは?と考えるようになりましたので、私が気をつけていることをまとめてみました。
①嫌な気持ちにさせないという強い意志
大前提として、SNSを見ている人は、癒されたくて見ています。
忙しい現代人。仕事や育児の合間のほっとひと息、寝る前のリラックスタイム…等にSNSを見ている人がほとんどです。
その状況に寄り添うように、「頭を使わない話題」「批判的な意見が出ようがない話題」を選ぶようにしています。
空が青いー。パンおいしかったー。猫かわいいー。基本的にはそのくらいがちょうどいいと感じます。
100人が見ても嫌な気持ちにならない投稿をする
1000人がみたら1人くらい嫌な気持ちになるかもしれないので「そういう人もいるんだな」という程度には参考にする
10000人が見たら3人くらいはありえないくらい変な人がいて絡んでくるので、無視する。
くらいの気持ちでいます。
沢山の人に見られるとすごい方向から批判が飛んできたり、変なメッセージが来ますので、そういう時は心を強く持ってブロックです!
また、自分が言いたい事ではなく、見た人が嫌な気持ちにならない話題を優先しています。
SNSを始めたばかりの頃は「世界に発信できるすごい影響力のあるツールを手に入れた!!」「真面目にきちんと書かなければならない!」と肩に力が入り、ついつい持論を熱く語ってしまいたくなります。
しかし、それが正論で多くの人が知るべきことだったとしても、SNS見てる人はだいたいまったりしている時間なので、こちらの必死なテンションについてこれないことが多いです。
私が気をつけている「投稿しない話題」
初対面の人にいきなりしない話はしないことにしています。
- 仕事の話(許可をもらった公開済みの実績はOK)
- スポーツの話
- 政治の話
- 教育論の話
- 精神的・スピリチュアルな話
- ワクチンなど医療・病気の話
- 男女平等とかポリコレ的な話
- 「熱が出た」と体温計をアップする
- 「けがをした」と怪我の部位の写真をアップする
- 事故や失敗などの話
- 悪口・愚痴・不満・指摘
- 「こうすべき!」という専門家目線の熱い指導
- 自分は正しいという独善的な話
- 教えてあげなきゃ!という啓蒙的な話
- 長い話
- 格言のようないい感じの言葉
嫉妬の基準を明確に
「嫉妬の気持ちを起こさせない投稿」にも気をつけています。
人が嫉妬する基準は「頑張ってもできないことを見た時」と考えています。
例えば「野球を見に行った」
これは、誰でも頑張ってチケットを取れば見に行けるのでセーフです。
「大谷翔平の出る試合を見に行った」これはかなり頑張らないと難しいので個人的にはアウトです。
ましてや「大谷翔平と知り合いなので試合後にグラウンドに入れてもらった」などというのは完全にアウト!!!です。
こういった「私だけ特別にしてもらったこと」は、友人知人にLINEや年賀状で自慢しても、SNSに載せるのは避けるようにしています。
特別な事は、心の中にしまっておきます。
②スピード感
みんなが知りたかっている、旬の話題はいち早く掲載します。
見た目の出来栄えより、徹底して早さです!旬の話題はバズりの大チャンスです。
※ただし、情報の真偽はしっかりと確かめましょう。
③楽しくコツコツ(テーマを持つ)
私がバズった年をみていただくと分かるように、2014年、2019年、2021年、2022年と計8年に渡りちょこちょこバズっています。
バズり記事の裏には数百のバズらなかった記事があります。
Twitterに関しては15年くらいやっていますが、バズったのは上記を入れて2回だけです。
バズりは1日にしてならずなのではないでしょうか。
何がバズるかわかりませんので、コツコツと気長に手数で勝負することも重要です。
コツコツと続けるためには「テーマを持つ」ことが大事だと思います。
何でもかんでも書くのではなく、このSNSはこれ、というテーマを決めて書くと書きやすくなりますし、見ている人も傾向がわかり好きな人が集まりやすくなります。
ビジネスに活かすなら、ホームページや事業用アカウントも重要
以上のように、SNSでは当たり障りのない話題を投稿することで細く長いお付き合いができるのが本質であり、たまにはラッキーパンチでバズりの恩恵を受けることができる可能性があります。
でも、それだけではお仕事につながりません。
ホームページを持つことでビジネスの話を存分にすることができるのです。
SNSで人柄がいいと感じた。注目度も高いと感じた。
どうもデザイナーらしい。プロフィールにホームページのURLがあった。
ホームページを見て実績もあると感じたので連絡した。
この流れがビジネスにおけるSNSの理想的な流れだと思います。
最近はホームページだけでなく、SNSで個人アカウントと事業用のアカウントと両方を持つこともスタンダードになりつつあります。
業務用のアカウントでしたら、仕事の話を気兼ねなくできますね!
まとめ
- 批判や反論が出るような投稿はしない
- スピード感重視
- テーマを持って楽しみながら、コツコツと気長に
基本と言えば基本です。
しかし、特に①に関しては、地味になかなか難しいと感じます。
どうしても自分の言いたい事に熱が入ってしまったり、見ている人の状況を忘れてしまったり…。
バズりは狙ってできるものではありません。定期的に見てくれる方たちがいて、色々なラッキーが重なって自然発生するものです。
果報は寝て待てです。
コツコツと楽しく、気長に種をまき続けることが大切だと感じます。