お客様より「Windowsで一部の画像が表示されない」とのご連絡をいただきました。macでは表示されているとのこと。
確認してみると当事務所のWindows10/最新Chrome環境では正常に表示されていました。
公開当時では問題がなかったため、運用中の何らかの変化にて不具合が生じたものと考えられます。
プラグイン「WebP Converter for Media」が原因
画像が表示されなくなったタイミングで心当たりは、画像の容量を減らすためにjpgやpngをwebpに自動変換するプラグイン「WebP Converter for Media」を導入したことでした。
試しに「WebP Converter for Media」を止めて様子を見ました。
お客様にPC環境を確認すると「Windows7、Internet Explorer11」とのことでした。
Windows7はWebp未対応ですのでこれが原因でした。「WebP Converter for Media」を止めたことで表示されるようになりました。
Windows7はまだ1億台以上が現役
Windows7はサポートが切れていますのでなんとも言えないところなのですが、使い続けている人がまだまだいるのが現状のようです。
「Windows 7」のサポート終了から約1年、継続利用は1億台以上
2020年12月末の統計では、Windows 10を使用しているPCの割合は12%増えて87.8%となった。一方、Windows 7は10%以上減少して8.5%となり、Windows 8.xを使用している人もさらに減って3.4%となった
確実にWindows7を使用している人は減っているとはいえ、まだまだ完全切り替えには時間がかかりそうです。
とはいえ、Windows7基準でサイトをチューニングしていてはどんどん遅れて行ってしまいますので、Windows7をお使いのお客様へのしっかりとした説明が必要だと感じました。
追記
2021年6月14日に、MicrosoftからWindows 10 HomeおよびWindows 10 Proのサポートを2025年に終了することが正式に発表されました。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/windows-10-home-and-pro
この前win10にしたばかりなのに!
win10が最後のバージョンじゃなかったのか!
とネットは阿鼻叫喚。
あと4年しか使えないと思うと、やはり短く感じます…。