製造業でのホームページの役割
ここ最近、当デザイン事務所のサイトへの「ホームページ 製造業」での検索ヒットが増えています。
ライン営業が多い製造業ですが、コロナ禍で新規顧客獲得への目が向いているのかもしれません。
製造業といっても分野は様々で、部品の製造、精密機器、組み立てなどの機械分野から、アパレルなどの縫製分野、菓子製造などの食品分野まで様々なホームページが公開されています。
製造業のホームページの特徴はなんといっても「B2B」が多いことです。
B2Bでは、その会社ならではの特徴や技術、優位性、対応可能な分野をしっかりアピールすることが重要です。一般の人には難解な専門用語を用いても業界で通じるのであれば、専門性を高めるためむしろ専門用語を積極的に使うことも多いです。
また、信頼度を伝えるため、数字や実績、エビデンス、第三者評価などをホームページに掲載するとよいでしょう。
B2Cへの訴求が必要な場合はコンセプトを切り替えて、わかりやすくかみ砕き、問い合わせなどの目的への導線をしっかり意識してホームページ制作をすることが必要です。
製造業のWebデザイン
清潔感があり、すっきりとしたデザインが好まれる傾向にあります。グリッドデザインというレイアウトパーツが縦横ともにそろって直線的に並んだデザインが多いと感じます。
製造業のきっちりしたイメージや、信頼感を演出するのに合ったデザインです。
カラーはホワイトベースに、ブルーやグリーン、時にはグレーなど寒色系や彩度が少なめなWebデザインが多い印象です。
重厚感を出したい場合は、濃紺や黒、エンジ色なども好まれます。
その業界らしいモチーフやデザインイメージが重要です。
またB2BのサイトはPCからのアクセスが多いのが特徴ですので、PC版のWebデザインを中心に設計すると良いでしょう。
製造業ホームページのSEO対策
製造業のE-A-Tを高めるコンテンツは実績の充実ではないでしょうか。もともと専門性が高いのでそこは問題ないのですが、分かりやすい言いまわしを心がけることが重要です。取引先からリンクを張ってもらうのも有効でしょう。
B2Bの場合、検索キーワードが専門用語の場合があります。WebディレクターやWebデザイナー目線では専門用語の理解に限界がありますので、依頼主や現場の方からの検索キーワードのヒアリングが最も重要になります。
検索キーワードのヒアリングGoogle広告のサービスであるキーワードプランナーでしっかりリサーチを行い、専門用語での上位表示を狙いましょう!