Windows11のPCが重い…原因は「一時ファイル」だった話|容量の確認と削除方法

PCを使っていると、急に動作が重くなったり、起動が遅くなることってありませんか?
私のWindows11も、最近やたら重くなり、容量を確認してみたら Cドライブがほぼ満杯(残り数GB) になっていて衝撃…。

そこで、今回は私が実際に行った

  • どこが容量を圧迫していたか調べた方法
  • 安全に不要ファイルを削除して軽くした手順

をまとめます。
同じようにPCが重くなって困っている方の参考になれば嬉しいです。

■ まずは原因を特定!DiskInfoでどこが重いか可視化

「容量が減っているのはわかるけど、どこが原因かわからない…」
という状態だったので、まずは ディスク使用状況を視覚的に確認できるツールを使いました。

私が使ったのは DiskInfo(ディスク情報を確認できるソフト) です。

▼ダウンロードはこちら
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/diskinfo/

インストールすると、どのフォルダがどれくらい容量を使っているかが一目でわかります。

これで確認してみたところ、私のPCではなんと…

一時ファイルが約100GB以上を占有していたんです。

■ 不要ファイルの正体は「Tempファイル」と「Photoshopの作業ファイル」

私の場合、大量に溜まっていたのは以下の2つでした。

① Windowsの一時ファイル(Tempファイル)

保存場所:

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp

アプリやシステムが作業中に作成する一時ファイルで、本来は自動で消えるべきもの。
残っていても意味がないので 削除してOK です。

② Photoshopの生成AI作業ファイル

Photoshopで「画像生成」「拡張」「不要物削除」などのAI機能を使った際に作られる超大容量の一時ファイルです。

“Photoshop Temp○○○” という名前で、1ファイル数GBあるものも…。
数十GB単位で溜まっていました。

Photoshopを閉じた状態なら、これも 削除して問題ありません

■ 実際に行った削除方法(安全手順)

私が行った削除手順はこちらです。(※Windows11)

1. 一時ファイルフォルダを開く

エクスプローラーで以下を開きます:

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp

2. PC上のアプリをすべて終了

削除前に、以下のアプリは閉じておきました。

  • Photoshop、IllustratorなどのAdobe製品
  • ブラウザ
  • ChatGPTアプリ など

※開いていると削除できないファイルが出ます

3. Tempフォルダ内を全選択 → 削除

「Ctrl + A」で全選択し、Deleteキーで削除。
(消せないものは「スキップ」を選べばOK)

私はごみ箱経由で削除しましたが、不要であればShift+Deleteで完全削除もできます。

■ 削除後の結果

Temp削除後、PCの空き容量が一気に30~50GB以上回復し、動作が軽くなりました。

  • 起動が早くなった
  • Photoshopがサクサク動くように
  • データ保存時のモタつきが消えた

「重い…」と感じていたストレスが一気に解消されました。

■ 最後に:PCが重い時は“原因特定→不要ファイル削除”が効果的

同じようにPCが重くて困っている人は、
いきなりPC買い替えやSSD換装を考える前に

  1. 原因を見える化(DiskInfo)
  2. Tempファイル削除

を試してみることをおすすめします。

特にPhotoshopを使う人は、生成AI機能で10GB単位の一時ファイルが溜まりやすいので要注意です。

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