Twitterに偽アカウントを作られました
Twitterに偽アカウントを作られました!
2022年7月にはすでに開設されていたようです。フォロワーはそこそこいますが、ツイートは7件しかありません。鍵がかかっているので内容は見られません。
Twitterユーザー名は私のInstagramのアカウントIDのパクリ、アイコンもどこかからのパクリと、パクリだらけのアカウントです。
「Twitterでやり取りをした」というお問合せで、なりすましアカウントに気が付く
私はエゴサはしないので、このアカウントには全く気が付かず過ごしておりました。
異変があったのは2022年12月末から2023年1月にかけて。
飯田市のある特定の業種の方々から
- TwitterでのDMありがとうございました。
- 2月までのキャンペーン、間に合いますか?
- 2月にチラシを配布したい
- 40代女性ターゲットのチラシにしたい
という同じような内容の問い合わせを2件いただきました。
TwitterやこちらからDMを送ったこともありませんので「お取引先をご確認くださいませ」と返信していたのですが、複数来たので気になってエゴサをしたところ『牧内理恵・美容院フォロー!チラシ作成」というアカウントを発見しました。
Twitter運営に通報
まずはTwitter運営に削除依頼をしましょう。
該当アカウントのタイムラインにて「・・・」をクリックします。
報告をクリックします。
報告を開始します。
あとは選択肢を選んで「次へ」をクリックしていきます。
「どなたに関るす報告ですか?」は自分のことですので「自分」を選択。
「私は、なりすましの被害を受けているか、虚偽のアイデンティティが表示されています」を選択。
なりすましの被害を受けているのはどなたですか?は「自分」を選択。
なりすましの基準が表示されますので、確認してください。
できれば背景情報を追加した方がよいです。
入力しないで送ったら「ポリシーに反していない」と判断されてしまいました。
どのような部分を真似されているか、どのような被害がでているか、事細かに記載しましょう。
これで報告は完了です。
2時間ほどでTwitterから返信メールが
一旦はポリシーに反していないとの返事でしたが、理由を記載したところ、本人確認のため身分証明書を送るようにTwitterから連絡がきましたので、すぐさま運転免許証の画像を送りました。
最近はFacebookでも本人確認のために免許証など顔写真付きの証明書を送るようにいわれますので、のっとりやなりすまし防止のためには当然の流れかと思います。
しかし免許証を送ったにも関わらず、ポリシーに反していないとのことで受理されませんでした。
大急ぎで公式サイト、Facebook、Twitter、Instagramに注意喚起メッセージを発信
報告を済ませたら、各種SNSにて注意喚起を行い、できる限り多くの方に知ってもらえるようにしましょう。
このあたりで、偽アカウントからブロックをされました。
鍵垢の内容は誹謗中傷ではないか?
誹謗中傷だったとしても鍵垢なので影響ありません。
一つ気になるのが「チラシを1000円で作ります!お問い合せはこちら!」とか「このアカウントに対するクレームはこちら!」という感じで、ホームページへのリンクが貼られていないか?ということです。
これについてはホームページへのアクセス解析を確認することで分かりそうです。
偽アカウントは年明けくらいにできたとして1/4~1/20までのGoogleアナリティクスのソーシャルの数値を見ると、ツイッターからは8件の来訪があります。
個人のツイッターアカウントにも公式サイトURLを貼っていますが、特にバズってもいないので増える要素がありません。
12/7~12/23はツイッターからはゼロ件なので、もしかしたら何かしらのリンクが貼られている可能性はありそうです。
どんな内容かまでは分かりませんが、身に覚えがない問い合せが来た際に対応できますので、リンクが貼られているかもと思っておくのは重要です。
削除をしてもらえないばかりか翌日にはもっとひどいなりすましアカウントが!
牧内理恵のなりすましアカウントを削除してもらえずガッカリしていたら、翌日にはこんなアカウントが作成されていました。
さらに状況が悪化しています。
このアカウントは確かに前日までは無かったはずなのに利用開始が「2022年4月から」となっています。個人のなりすましアカウントは「2022年7月から」となっていました。
この日付は変更できないようですが、何らかの方法で偽造をしたとしか思えません。
昨日エゴサした時には絶対になかったですし、事務所の名前でも調べましたが出てきませんでした。
ユーザー名が「iR」とついていますので、用意されていたアカウントの表示名を変えたということでもなさそうで、明らかに個人のなりすましアカウントを特定されたので、さらに作ったという感じです。
ここまではっきりとなりすましをされたらさすがにTwitter運営も動いてくれるはずと報告をしましたが、かなり手続きが大変で挫折しました。
- 政府発行の身分証明書に記載の氏名が、ご報告内容に含まれる名前と関連するものであることを証明する書類。たとえば、商号やペンネームの登録を証明する書類などです。
- なりすましの対象となった人の代理で手続きを行う権限があることを示す書類(代理人契約書、委任状、未成年の場合は親権や後見人の権利を示す証明書類など)。
- 政府発行の有効な顔写真付き身分証明書(運転免許証やパスポートなど)のコピー。
- お客様が正式な代理人であることを証明する、最新の日付の入った会社発行の書類
苦労して申請し、もし削除対応してもらえても、また次を作られるだけな気がします。
それこそガッカリですし、削除されたことで逆上される可能性もあります。
アカウントを作るのは簡単なのに、削除はとても大変なのです。
これはもう事務所のアカウントを開設するしかない!となり早速公式のアカウントを作成しました。
どうかフォロー支援お願いいたします。
さらに衝撃の展開。お問い合せも偽物だった…
偽アカウントに騙されてお問い合せをしてしまったと思わしき2件の方たちにお詫びの電話をしたところ「そんな問合せは身に覚えがない…」との回答が!
不審に思い、その前に来たTwitter経由ではないお問い合せにもお電話したところ、やはり問い合わせていないとの回答が。
2022年12月25日から2023年1月19日にかけて3件の偽のお問い合わせ、しかも全て同じ業種でのいたずらお問い合わせでした。許せませんのでこれも明らかにしていきます。
これについては後日書きたいと思います。
Twitterはなりすましアカウントをなかなか消してくれない!
本物を作って圧倒的な差をつけるのが最善策
Twitterはなりすましアカウントをなかなか消してくれません。
もし消してくれたとしてもまた新しいなりすましアカウントができるだけでいたちごっこでしょう。
偽アカウントは簡単につくれる一方、削除依頼は書類を用意したりととても面倒です。
しかもなんの得もありません。そのためにかけた時間は偽アカウントの為だけの時間で、なんの利益も生まないのです。とてももったいない!
削除依頼をするよりも公式アカウントを作り、そこを盛り上げる事でニセモノと圧倒的な差をつける方が現実的ですし、こちらにも得が大いにあります。
色々動いてみて分かったこと「Twitterでの集客の見込みは少ない」
お客様に勘違いをさせてはいけないと思いいろいろと対策をして、お客様や友人にTwitterをしていたらぜひフォローをとお願いしたのですが、9割9分の方がTwitterはやっていない、もしくは鍵垢やニックネームでの匿名アカウントのため身バレするのでフォローしたくないのでは?という状況でした。
特にFacebook・Instagramをやっている人はTwitterをしていない方がとても多かったです。
以前、個人のTwitterから問い合わせをいただきましたが、お見積もりをしても返事もこず、打合せで出したアイディアだけを採用されて他に依頼されていたという苦い経験もあります。
今までTwitterでの営業行為を全くしていなかったので、今後新規でつながりができる事はあるかもしれませんが、そう多くはないと感じていますし、匿名のつながりは脆いと感じています。
営業効率・営業利益を中心に考えた場合、Twitterに力を入れるメリットは薄そうです。
ただ、飲食店さんやアパレルさん、小売りメーカーなどは集客ツールとして利用できると思います。
まとめ
当事務所の偽アカウントは、Twitterの運営には「ポリシーに反していない」と却下されてしまいました。
私の場合は「インスタグラムのIDをそのままTwitterのユーザー名として使用され、本人であるかのような偽造をされている」「明らかにロゴ・事業所名・個人名を使っている」という決め手があるのに受理されませんでした。
「飯田市のデザイナー牧内理恵」だけの場合はさらに対処してもらえない事が予想されます。
また、全てのSNSに本名で公式アカウントを持つことが重要だと痛感しました。
公式を持っていればなりすましにも対応しやすいです。持っていないと対抗ができません。
仕事につながる可能性は低いですが、公式アカウントを持っていないとなりすましをされるという意味だけで持つのも意義があると感じます。
広告に力を入れ、アクセス数も1日400件と増えてきました。
目立ち始めるとこういったよからぬことにも巻き込まれ始めます。
これは仕方ないと割り切って、つぶさに毅然と対応をしていくことが必要かと思います。