WordPressのバックアップ
WordPressの保守運用に欠かせない「バックアップ」。
WordPressのデータバックアップには2種類があります。
- サーバーデータのバックアップ…画像、テーマファイル、プラグインなど。FTPでアクセスできるサーバー上にアップされているファイルです。
- データベースファイルのバックアップ…記事やカテゴリー設定、タグなどの動的ファイル。FTPでアップロードされているものではなく、データベースから書き出されるファイルです。
ウイルス感染したり、ホームページ制作中に壊れるのはだいたいサーバーの方なので、サーバーのバックアップの方が重宝したりしますが、基本、両方のバックアップを取ることが推奨されています。
自動でバックアップを取ってくれるサーバーも
Xサーバーなら自動でサーバーのデータもデータベースのデータもバックアップを取ってくれますが、そうでないサーバーもあります。
バックアップを取ってくれないサーバーの場合は自分でバックアップを取って置く必要があります。
バックアップを取っていないと、万が一ウイルスに感染した時や、何らかの理由で大きなミスや削除、WordPressのカスタマイズ中に原因不明のクラッシュが起きてしまった時、文字化けなどの不測の事態が起きた時に復元が不可能になってしまいます。
便利なバックアッププラグイン「BackWPup」
そこで便利なプラグイン「BackWPup」が役立ちます。
- データベースファイルもサーバーデータもバックアップしてくれる
- 設定した周期で自動でバックアップしてくれる
- 手動でもバックアップできる
設定も簡単で、バックアップデータ名、スケジュール、バックアップの保存先を設定するだけ。
詳しい設定はこちらを参考にしてみてください。
BackWPupの設定方法から正しい使い方、サイトの復元までをわかりやすく解説
追伸 2021/06/09
バックアップ頻度を週に1回、記事と画像とプラグインにチェックを入れて走らせていましたが、フューチャーショップ運営会社より「サーバーが圧迫されています」と警告が来てしまいました。
3.2G ./2021-05-02_03-01-03_XXX.zip 3.2G ./2021-05-09_03-03-16_XXX.zip 3.2G ./2021-05-16_03-01-08_XXX.zip 3.2G ./2021-05-23_03-06-36_XXX.zip 3.1G ./2021-05-30_03-14-15_XXX.zip 1.6G ./2021-06-06_03-08-04_XXX.zip
フューチャーショップはECプラットフォームとしては珍しくWordpressがインストールできるのですが、Wordpressに使える容量は30GBが上限ですので、無理からぬ事でした。
Xサーバーでは最低プランが容量300GBとなっていますが、この調子で毎週バックアップを取っていてはいつか容量オーバーになりますので、定期的に古いバックアップを削除する作業が必要となります。
Xサーバーはそもそもサーバーにてバックアップを取ってくれるサービスが標準装備ですのでプラグインを入れる必要はなさそうです。
契約しているサーバーがバックアップサービス対応か、容量はどのくらいか確認が必要です。