ホームページを公開するとき、多くの方はサーバーで独自ドメインを取得します。
たとえば
info@aabbcc.com
のようなオリジナルのメールアドレスを作成できます。
独自ドメインのメールは、メールソフトに設定をしないと送受信できません
独自ドメインのメールアドレスは、作っただけでは使えません。
メールを送受信するには、以下のどれかのメーラーへ設定が必要です。
- Outlook
- Thunderbird
- iPhone/Androidの標準メール
- Gmailの送信設定
つまり、
メールアドレスの作成だけではメールは使えない
メーラーへ設定して初めて送受信できる
という仕組みになっています。
サーバーでGmailへ「転送」することは可能
サーバーの機能で、受信したメールを Gmail に自動転送することはできます。
例)
info@aabbcc.com → Gmailへ転送
この場合、受信は Gmail で確認できるので便利です。
転送設定だけでは、返信する時の返信元のメールアドレスは Gmail のアドレスになります
転送設定だけでは、独自ドメインのメールアドレスで返信できません。
つまり、
受信:Gmailで読める
返信:Gmailのアドレスから送られてしまう
という状態になります。
もし、info@aabbcc.comで返信したいという場合は、Gmail側で送信設定をしたり、Thunderbird 等のメーラーに設定する必要があります。
まとめ
独自ドメインのメールアドレスは便利で信頼性も高いです。
しかし、
- サーバーでアドレスを作るだけでは使えない
- メールソフト(メーラー)への設定が必要
- Gmailに転送はできるが、そのままでは返信アドレスはGmailになる
という点を理解しておく必要があります。
もし設定の代行や、お客様の環境に合わせた最適な運用方法の提案が必要であれば、気軽にご相談ください。


