Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、店舗や事業者がGoogle検索やGoogleマップに情報を表示させるための重要なツールです。
最近では、登録や認証のハードルが上がっており、スマートフォンの電話番号での登録時には特に注意が必要です。
スマホ番号で登録した場合に起こりやすい問題
- SMSが届かないケースがある
スマホのキャリアや機種によっては、Googleからの認証SMSがブロックされてしまうことがあります。 - 自動音声通話が使えないこともある
音声による認証を選んでも、「現在この方法はご利用いただけません」と表示されることがあります。 - 代替手段が「動画による認証」のみになるケースが増加中
SMS・電話認証ができない場合、店舗外観・入口・営業風景などの動画をスマホで撮影して提出するという流れになる可能性が高いです。
Googleビジネスオーナー確認の動画撮影の方法
Googleビジネスプロフィールにログイン
登録したいビジネスのアカウントにアクセスし「オーナー確認を行う」をクリックします
「オーナー確認」画面から動画での確認を選ぶ
動画認証で求められる内容
- 外観(看板などの店舗が確認できるもの)
- 入り口・室内の様子、管理者しか入れない場所の撮影
- 営業中である証拠(機器が動いている様子や名刺・商品など)
- スマホのGPSが有効になっていることが重要(位置情報が記録されないと却下される場合があります)
上記を満たす内容を盛り込んだ1分ほどの動画が必要です。
予めどのようなルートで撮影するかリハーサルを行うとよいでしょう。
ビデオ通話が立ち上がるので、撮影を開始してください。
動画をアップロードして送信
その場でアップロードされ、Googleによる確認が行われます(通常は数日で審査完了)
注意:すでに録画して保存してある動画ファイルをアップロードすることはできません。
Googleのシステム上、その場で録画した動画しか受け付けていないため、事前に別のアプリなどで撮っておいた動画は使用できません。
なぜ録画済みの動画は使えないのか?
Googleは、動画の「リアルタイム性」と「その場での位置情報(GPSデータ)」を重要視しています。
録画済みの動画だと、加工や流用の可能性があるため、セキュリティ上の観点から受け付けられていません。
そのため、撮影は一発勝負です。事前に内容を確認し、順序や見せるポイントをイメージしておくと安心です。
まとめ
Gメールのセキュリティ強化でもわかるように、Googleまわりのセキュリティは年々厳しくなっています。
Googleビジネスプロフィールの認証方法は年々複雑になり変化しています。
動画の情報ももしかしたら変わってしまうかもしれませんし、その可能性も高いと思います。