飯田市でホームページ制作をしている牧内です。
WordPressの無料テーマ「Lightning」を使ったサイトで、昨日まで表示されていたトップページのスライダーが、突然表示されなくなりました。テーマのバージョンは、Lightning 15.42.0です。
調べたところ、スライダーに登録された画像のURLが、すべて「http://」で始まっていました。WordPressのURL設定をHTTPSに変更し、スライダー画像を登録し直すことで、表示が戻りました。
この記事では、症状、確認したこと、復旧の手順を整理します。飯田市・南信州でホームページ制作会社をお探しの方、同じ症状でお困りの方の参考になれば幸いです。
この事例が、すべての環境に当てはまるわけではありません。同じ症状でも、原因が別にある場合があります。
この記事の要点
- スライダーの画像が出ないだけでなく、スライダーの表示スペースごとなくなる症状だった
- スライダーに登録された画像のURLが、すべて「http://」で始まっていた
- 「設定」→「一般」のURLをHTTPSに変更し、スライダー画像をいったん外して選び直すと、復旧した
- メディアライブラリの画面では、画像のURLを編集できない
現象:スライダーの表示スペースごとなくなった
Lightningに標準で入っている「トップページスライドショー」が、表示されなくなりました。状態は、次のとおりです。

- 昨日までは、正常に表示されていた
- スライダーの画像が、1枚も表示されない
- 画像の部分が白くなっているのではなく、スライダーのスペースそのものがない
- スライダーの下にあるコンテンツが、上に詰まって表示される
- カスタマイズ画面には、登録したスライド画像が残っている
画像を読み込めていないだけではなく、スライダー自体が表示されていない状態でした。
仮説と検証:画像のURLがHTTPになっていた
カスタマイズ画面で、スライダーに登録された画像を確認すると、画像のURLがすべて「http://」で始まっていました。
サイトは、HTTPSで表示されています。HTTPSのページの中に、HTTPの画像が混ざっていると、ブラウザによっては読み込みがブロックされます。この影響で、スライダーが表示されなかったと推測しました。
真因:HTTPとHTTPSの不一致の可能性が高い

対処のあとに表示が戻ったため、HTTPとHTTPSの設定の不一致が原因だった可能性が高いと思います。ただ、これは復旧したという結果からの判断です。Lightning自体の不具合かどうかを、確認したわけではありません。
復旧の手順
手順1:WordPressのURLをHTTPSにする
管理画面で、「設定」→「一般」を開きます。「WordPress アドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」を確認します。HTTPになっている場合は、HTTPSに変更します。

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変更前:http://example.com
変更後:https://example.com
変更したら、設定を保存します。
この操作の前に、サーバーでSSL証明書が設定されていて、HTTPSでサイトにアクセスできることを確認してください。 SSLに対応していない状態でURLを変更すると、管理画面に入れなくなることがあります。
手順2:スライダー画像をいったん外す
「外観」→「カスタマイズ」→「Lightning トップページスライドショー」を開きます。
- 登録済みの「スライド画像」にある「削除」をクリックして、登録を解除する
- 「公開」をクリックする
この操作は、スライダーへの画像の登録を解除するだけです。メディアライブラリに保存されている画像のファイルが、削除されるわけではありません。
手順3:同じ画像を選び直す
- 「画像を選択」をクリックして、メディアライブラリを開く
- 先ほど外した画像を選ぶ
- 「公開」をクリックする
今回は、この操作でスライダーが表示されました。複数のスライド画像が登録されている場合は、同じ手順で、1枚ずつ登録し直します。
注意:メディアライブラリで、画像のURLは編集できない
画像のURLがHTTPだったため、メディアライブラリで、HTTPSに変更できないかを確認しました。メディアライブラリの画面では、画像のURLそのものを編集できませんでした。
WordPress全体のURLは、「設定」→「一般」で変更します。そのうえで、Lightningのスライダー画像を外して選び直すと、復旧しました。
URLの設定を変更しても、すべてが置き換わるわけではない
「設定」→「一般」のURLをHTTPSに変更しても、過去の記事や、テーマの設定に保存されたHTTPのURLが、すべて自動でHTTPSに置き換わるわけではありません。スライダー以外の場所にも、HTTPのURLが残っている場合があります。
投稿の中に、HTTPのURLが多数残っている場合は、データベースの置換を行うプラグインなどを使う方法があります。データベースを変更するため、事前にバックアップを取ってから行ってください。今回は、この方法は使っていません。
運用の教訓
サイトをHTTPS化したあとは、トップページのスライダーのように、画像のURLをテーマの設定に保存している箇所で、古いHTTPのURLが残っていないかを確認します。
スライダーが表示されなくなったときは、画像やJavaScriptの問題だけでなく、WordPressのURL設定と、画像のURLも確認します。特に、スライダーの画像だけでなく、表示スペースそのものがなくなった場合の確認に、この事例が参考になると思います。

飯田市でホームページ制作・広告運用をサポート|デザインスタジオiR
牧内理恵
まきうちりえ
飯田市在住、広告制作歴20年以上。これまで200名以上のクライアント様と向き合い、100件以上のサイト制作を手掛けてきたデザイナー兼エンジニアの牧内理恵です。御社の強みを引き出し、業績アップに繋がるWebサイト・ネットショップ・販促ツールをご提案します。拠点とする長野県内はもちろん、全国各地からのご依頼にも柔軟に対応しております。
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