南信州・飯田・伊那谷発！ものつくりフリーマガジン お気に入り手帖

『お気に入り手帖』ができたいきさつ

飯田・伊那谷には多くの優れた作家さんがおられます。 そのほとんどの方が、広告などは打たずクチコミや年に１～２回の展示会でお客様と出会っておられました。 一方で伊那谷には良いものが好きな方も大勢いらっしゃり、技術者さんや作家さんと出会いたいと思っているのだけど情報が届かないという現実がありました。

そこで「作り手と使い手をゆっくり丁寧につなぐ情報誌をつくろう」という発想につながり『お気に入り手帖』は生まれました。
コンセプトは「飯田下伊那地区の感度の高い方に、地元の優れた職人や技術を知ってもらい、わくわくしてもらい、よい出会いを増やす」。 誰にでもいいからどんどんモノを売るという発想ではなく、まずは人と人が出会うということを大切にしながら、制作・配布をしています。

さらに対外的な目的としては、質の高い作り手と使い手がいる文化的な地域であることを形として表現し、県外の人にも伊那谷の人と技術の魅力を伝えたいという想いもこもっています。 実際に手に取って頂いた方からは「伊那谷にもこんな素敵な人がいると思うと、景色が違って見える。地元を見直した。楽しい気持ちになった。」というお声を多くいただいています。

概要

◆発行時期　３月（春夏号）/　９月（秋冬号）の年２回
◆発行部数　1500～2500部（掲載人数と配布具合により調整いたします）
◆掲載人数　5名～最大12名さままで
◆配布方法　厳選された飯田市近郊のカフェなどの飲食店やアパレル店、約40施設に設置。主な配布協力店舗様はこちら
掲載されてる方たちによる手配り（最初の時点で50部お渡しします。足りなくなりましたらご連絡ください。在庫切れの際はご容赦ください。）

『お気に入り手帖』の良い点

・掲載者全員という複数人で配るので効率がいい。
・同じ想いを持つ職人さんや技術者さんのお客様や、厳選されたお店に配布されるので、想いやこだわりを理解してもらえる方々に届きやすい。
・よみものとして手に取ってもらいやすい。想いやこだわりが伝わりやすい。
・チラシとしての寿命が長い。次の号が出ると前の号は捨てるしかないのが通常ですが、掲載者による手配りがあるため、次の号に載せない方は引き続き配り続けるので寿命が長いです。ただし、飲食店や施設には最新号を設置させていただきます。
・毎号掲載して露出を増やすのもＯＫ、春号だけ掲載して在庫が０になるまで次に載せないという事もＯＫです。ご自身のペースで掲載していただけます。在庫は全体の数が０になるまでこちらで管理し、必要な方に分配して可能な限り配り切ります。
・掲載者さんの想いを理解し、小回りが利くメンバーで運営しておりますので、丁度よい露出でブランドイメージと掲載者さんのペースが守られるよう目指します。

掲載には簡単な基準があります。

上記のコンセプトに基づき掲載可否の判断基準を以下のようにさせていただきます。

【知ってもらえる】…商品や技術に知名度がない。もしくは30代までの若い技術者である。
【わくわくしてもらえる】…商品や技術にオリジナリティがあり、ある程度のレベルに達している。
【出会ってもらえる】…小規模ではあっても販売や展示をしている。　（店舗は構えてなくてもＯＫ。法人化してなくてもＯＫ。）

※なお、『おきにいり手帖』はあくまで掲載者さんとお客様をつなぐ情報フリーペーパーでありカタログではないので、紙面で直接ものを販売することはご遠慮いただきます。
（例）金額を大きく載せる、20％オフ！などのあおり文句、クーポンの掲載など
※『おきにいり手帖』を通じてお問合せがあったお客様との商談は掲載者の責任において行っていただきます。ご了承ください。

おおまかな制作スケジュール

◆春夏号
1月中…掲載者決定
1月中～2月中…制作
3月初…発行

※取材と掲載者募集は一年中行っております。お気軽にご連絡ください。
まずはお会いしてお話させていただくところから始めています＾＾

費用について

掲載人数や発行部数や形状によって変化はありますが、およそ3000円前後とお考えください。
「安すぎではありませんか？」というお声を頂戴しますが、

・営利を目的としていないこと
・掲載者さんの多くは副業で活動されているのであまり予算がかけられないこと
・販売や売り上げに直結する宣伝が目的ではないため掲載者さんがお金をかけるメリットが薄いこと

以上を踏まえまして、印刷費の一部のご協力をお願いするというかたちをとらせて頂いています。

制作しているわたしたちのこと

長野県の伊那谷（飯田市～駒ヶ根市周辺）に住む20代30代の職人・フォトグラファー・デザイナー・ライター・webデザイナーがが中心となって制作しています。 掲載希望の方の受付窓口は『デザインスタジオinRanch』となっております。

◆企画・編集・発行 デザインスタジオinRanch

◆協力 Base ＋ Creative Crew