SNSの特徴と比較

今や一大メディアとなったSNS。
データと使用した感想からそれぞれの特徴を比較します。

インターネットを利用する人の割合

総務省がSNSの普及率を調査したデータが公表されています。

総務省 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

令和2年 平日のメディア行為率(全世代)
インターネット…87.8%
テレビ(リアルタイム視聴)…81.8%
新聞…25.5%
テレビ(録画)…19.7%
ラジオ…7.7%

・全年代では、平日の「インターネット利用」の平均利用時間が「テレビ(リアルタイム)視聴」の平均利用時間を初めて超過

こちらは全年齢でのデータですので、若い方はインターネット、お年寄りは新聞…など年代別に偏りがあることは頭に入れておきたいところです。

インターネットの利用目的別割合

SNSの年齢別利用率

先ほどの総務省の資料にて、令和2年のインターネット利用者の中でのソーシャルメディアの使用率を年代別に知る事ができます。

10代…72.3%
20代…84.6%
30代…40.9%
40代…44.8%
50代…45.4%
60代…44.5%

・経年では、10代および20代の「ソーシャルメディア利用」行為者率が高い水準で推移。40代の行為者が初めて50%を超過(メール使用と併せて)

・40代から60代では、行為者率、平均利用時間ともに「メール利用」が「ソーシャルメディア利用」を上回る傾向が継続

どのSNSが人気なの?

令和2年の調査報告書には以下のように書かれています。

・全年代では「LINE」の利用率は一貫して増加し、今回調査で初めて90%を超過。年代別でも、10代から40代でで90%を超過

・「Facebook」の利用率は、40代および60代を除く各年代で減少し、10代では20%を下回り、各年代の中で最も低い利用率

・「インスタグラム」の利用率は、全年代では一貫して増加しており、今回調査では「Twitter」に並び「LINE」に次ぐ利用率

・動画共有系では「TouTube」の利用率が高く、10代から40代で90%を超過

LINEはメールツールとしての使用率が高い

LINEはチャット方式でやりとりができるアプリとして爆発的に広まりました。
タイムライン機能もありますが、あまり見ている人は少なそうです。
SNSではなくメールツールだと考えている人が多い印象です。

情報発信・共有系のSNSではFacebookが衰退中

一般的にSNSというと「Instagram」「Twitter」「Facebook」が思い浮かぶかと思います。
調査でもこの3つのメディアが上位に来ています。

「Instagram」「Twitter」「Facebook」の特徴と比較

年齢

  • 10代、20代はInstagramかTwitter
  • 30代、40代、50代は横並び
  • 60代はFacebook

性別

  • 男性はTwitterが人気
  • 女性はInstagramが人気
  • 若い方の比率からするに、10~20代女性はInstagram、10~20代男性はTwitterという印象です。

匿名性

  • Twitterは匿名が基本。本名登録してるのはだいたい著名人。
    同じ趣味でつながっていますので、どこの誰かはあまり気にしていません。
  • Facebookは本名が基本。どこの誰かが重要です。
  • Instagramは半々。どちらも見かけます。

好まれる話題

  • Twitterは「アニメ」「漫画」「猫」「おいしそうな肉のかたまり」「山盛りのスイーツ」「エロ」「サブカル的なお笑い」「アイドル」など小学生が好きそうなものが好かれる印象です。テレビの実況でも盛り上がったりします。
    好まれるかは分かりませんが「子育ての愚痴」「健康の話題」「人の悪口」「世の中への不満」なども多いです。
    匿名だからこそかもしれません。
  • Instagramはおしゃれで映える写真が好まれるのはもちろんですが、ストーリーズやリール動画など、デザイン的な完成度や従来の「インスタで映える」ということを気にしないで気軽にアップできるコンテンツも人気です。
  • Facebookは「人間関係」「どこの誰がどうした」「仕事の話」など、地域の新聞的な話題が多いように思います。健康や政治についての思想的なコラムのような発信も見かけます。長文の投稿も多くあります。

拡散力・スピード

  • Twitterは情報が早く、拡散性が高い印象です。
    特に悪い話題が拡散され盛り上がり「炎上」するのはTwitterが多いです。InstagramやFacebookでの記事をTwitterに引っ張ってきて炎上し、さらにテレビで話題になるという流れをよく見ます。
    速報性が高いので地震の時や、規模の大きいシステムエラーはだいたいTwitterを見ると現状がわかります。
  • デマの流れやすさにおいては全てのSNSで同じだと思います。

広告

  • Twitterでは広告はすごく嫌われます。親の敵のように嫌われます。
    広告から売れるのではなく、自然とバズった投稿から購買をします。便利なグッズがバズって品切れになったりします。
    Twitterでバズったある漫画は、最終回直後に大量のグッズ展開が行われ
    「最初から広告代理店とグルだったのか?ステルスマーケティングだ!騙しやがって!」
    と大炎上しました。
    そのくらい広告は嫌われています…。
  • InstagramとFacebookは共通の広告プログラムを使用しています。
    ユーザーもファッション雑誌を見ているような感覚で、情報収集をしているので広告を自然に受け入れるユーザーが多いのと、AIが非常に精度がよくなってきているため、好みの広告がチューニングされやすく不快感が少ないと感じます。

動画共有SNSはYouTubeの一人勝ち

テレビに代わる媒体として注目できると思います。
「Instagram」「Twitter」「Facebook」という手軽に利用できるSNSに比べ、YouTubeに投稿されるのはある程度編集された完成度の高い動画である印象です。

逆に「Instagram」「Twitter」「Facebook」にアップする動画は気軽にアップしてフォロワーとのコミュニケーションを盛り上げるのが良いと思います。

まとめ

SNSは次々と新しい機能が搭載され、広告も拡張されて日々進化していきます。
それぞれのSNSの特徴や使っている層が分かると、見え方も違ってきます。

ビジネスで使う方はしっかりと最新の情報にアンテナを張る事が大切だと感じます。

(プライベートで使用する人はあまり気を張らず適度に使用するのが楽しく続けるコツではないかと思います。)