寝る前にスマホで当ホームページ制作事務所のサイトを見ていてびっくりして飛び起きました!
スマホでの表示がひどい
自分でやっておいてひどいはひどい言い方ですが、思っていたのと全く違う表示に思わず「ひどい!」との言葉が。
何のサイトかわからない…これではお問い合わせがあるはずがありません。
原因はAMPプラグイン
AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、モバイルページの高速化を目的とした表示方法です。
プラグインを入れる事で簡単に適応できます。
SEOに有利?との記事を読んで当事務所のホームページでもAMPプラグインを採用していました。
こちらのサイトを参考にAMPプラグインをインストール
5分でWordPressサイトをプラグインでAMP化する方法
以下のようにURLの隣にカミナリマークのようなアイコンがつけばAMPがGoogle検索AIに読み込まれたということになります。
GoogleのテストサイトでAMPページが有効かどうかテストすることもできます。
https://search.google.com/test/amp
AMPページのデメリット
メリットは当然高速表示されるということですが、現時点ではデメリットが大きいと感じます
- 綺麗に表示させるための知識と手間が必要
- プラグインまかせでは情報の少ないサイトとして表示される
- コンバージョン率が下がる
- サイトの構成によってはうまくAMP化できない
- 検索スニペットが制限されアクセスが減る可能性がある
無条件でSEOに有利になるわけではなかった!
高速化=SEOに有利、というのは最近言われ始めたことですが、調べてみると正確には「単純にAMPページがあるサイトを優先して上位表示されるわけではない」ということが分かりました。
AMPページに関するきちんとした知識と、どう表示させるかというデザインプランがなければおいそれと手を出してはいけないものでした。
Google検索からAMPページを削除する
表示が早くなればいいというものではない!ということで、プラグインを停止しました。
ただ停止しただけでは検索一覧からAMPページは削除されません。
Google 検索から AMP ページを削除する(Google公式)
上記の方法はWordpressでは処置できませんので時間が解決するのを待ちました。
しばらくすると通常に戻りました!一安心…。
まとめ
何のためにホームページを公開するか?それはユーザーさんに分かりやすく情報を届け、問い合わせをしていただくためです。
SEOやそのための高速表示は手段にすぎません。
手段が目的になってしまい、中途半端な知識で手を出したことを深く反省する出来事でした。